2009年10月28日水曜日

鳥の背に (布施明)


人生の迷いや、行きずまりの時、こんな歌が流れていた。”傾いた道しるべ”布施明の曲である。確かに素晴らしい曲なのだが、聞いているうちに、裏(B)面の”鳥の背に”を聞いて、癒された。映像が見えて来るのだ。道しるべの方は切実で、傷口を広げるのに対して、鳥の背は心を静めて落ち着かせてくれる。音楽の役割の両極がここにある。高揚させる曲と、沈静させる曲。やはり、秋には沈静がいいと思います。紅葉の山肌が浮かんで来るようです。

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