2009年12月26日土曜日

宵待草 (高峰三枝子)


竹久夢二記念館でオルゴールを聞いたら、必ず聞くのはこの曲だろう。夢二の詩は女性の絵と共に、大正浪漫の象徴として愛されている。この一体は(伊香保)夢二と係わる場所が多く、榛名の山をバックにした乙女の絵や、榛名湖のそばには、夢二のアトリエだった場所と言うのが現存する。宵待ち草の詩は、千葉県で創られたとの情報が有力だとされているが、榛名湖のほとりであったら、と妄想するのも一興ではないだろうか。大正時代は短い時代であったが、昭和、平成の時代に生きた私には、あの、裸電球、舞踏会、人力車などのノスタルジーがたまらなく恋しい。恋愛も命がけだったに違いない、まさに、命がけの恋だったんだろう。

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