2009年12月5日土曜日

冒険者たち  (アランドロン)


冒険旅行と言って思い出すのは”冒険者たち”というフランス映画だ。鉄屑屋の男と冒険屋、そして、がらくた芸術の作家である女性が、宝船の沈んだ地図を手に入れる。宝をめぐり事件に巻き込まれ、女性レティシアは銃弾に倒れてしまう。彼女の遺体を潜水服に収め、暗い深海の底へ沈める男たち。私は観ていて、何ともやるせない無情感を覚えた。愛する人を失うと言う。仏教で表される四苦八苦を感じた。そして。映画のフラッシュバックか、それから、潜水服のような狭い密着した空間が怖い、閉所恐怖症になったのです。車は大丈夫なんですが、狭いエレベーターなんかは恐怖です。感情移入がこんな結果になるとは思いませんでした。

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