2009年12月17日木曜日

襟裳岬 (吉田拓郎)

冬から春になる、そんな時に聞こえてくるのがこの曲だ。何年たっても廃る事のない印象的な歌である。私の友人で、サンケイスポーツの記者がいるが、この友人の十八番がこの曲だ。何処が好いのか聞いてみると、♪君は二杯目だよね、珈琲カップに角砂糖ひとつだったね♪という何て事ないフレーズがお気に入りだと言う。歌は生活だ、景色だ、くるくる回しているスプーンが絵になる。ホッとする瞬間だという。人にもよるが、♪飼いならしすぎたよね♪は理屈っぽいからいやだ、と言う。とにかく、発売当時は、♪何も無い春です♪は地元では評判が悪かったそうである。もっともだ。

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