2011年6月15日水曜日

新世界,№2 家路 (ドボルザーク)

新世界という交響曲の由来とは、作者のドボルザークがアメリカに行き、今までとは違った旋律を持ち込んだ第一楽章が印象的だ。ネイティブアメリカンのようなメロディを使い、勇ましいイメージに仕上がって完成度を高めています。それに引き換え、グッと控えめなのが第二楽章で、夕暮れを連想させるので、”遠き山に日は落ちて”と和文を当てたり、音楽には”家路”と言う副題を付けるなどの単品で愛されている。夕方に防災無線で流されている地方もあるようです。今回、5度目の北海道を旅して、初めて家で待つ人がいない旅をしました。いつも待っていてくれた母は去年亡くなり、そのありがたさを改めて知る今年の旅です。

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