2011年6月9日木曜日

北の螢 (森進一)

むかしは北海道を蝦夷と言っていた頃、開拓民の苦労のほかに、強制労働の囚人達がいた事を、北海道へ行った時に初めて知った。網走の付近の道路脇に、こんもりとした塚が幾つもあった。バスガイドの説明でそれが囚人の墓だと知った。そんな事を聞いてからこの映画を観たときの、なんとも言えない不条理さが、今でもその辺りへ行くと思い出す。そして、阿久悠さんの搾り出した名曲を思い出すのです。網走刑務所は今では軽い刑の人が、農業をしたりする刑に服しているらしいのです。昔はひどかったという悲しい物語です。

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