2011年6月2日木曜日

北国の街 (舟木一夫)

むかし、昭和の中頃のこと、歌謡界に新御三家なる人達がいました。その中のひとりに舟木一夫さんがいました。わたしは御三家では西郷輝彦派でありましたが、他の、橋、舟木さんの曲も気に入ったら聴きました。この曲の前奏で聞こえるクラリネットの響きが、北国の哀愁を漂わせています。私が子供の頃は、クラリネットといえばチンドン屋と言う広告楽団でした。あの荒っぽい吹きかたで、耳障りな音色が人の気を引くのにワザとしていたのかもしれません。あの看板を下げて吹いていたクラリネットの音色も、この歳で久しぶりに聴くと、何と哀愁のある音色ではありませんか、ノシタルジーなんでしょうかね。

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