2011年6月14日火曜日

北帰行 (小林旭)

高音の旭節が心地よい歌ですが、唱歌としての”北帰行”とは違って、彼、独特の唄になっています。大人の魅力で、背中に影を背負った男が、すべてを捨てて故郷に帰ろうとしている情景が浮んできます。コーラスのダークやボニーが歌うのとは別物に聞こえます。”ギターを抱いた渡り鳥”という彼の映画がありますが、その延長線にあるような曲ですね。ちなみに、私も旅に出る時に、小型のギターを持っていきます。ある時は、夜の摩周湖駐車場で”霧の摩周湖”を酒を飲みながら唄った事があります。その時、周りに車は一台も居ませんでしたし、ちょうど霧が立ち込めていました。

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