2010年2月15日月曜日

ざんげの値打ちもない (北原ミレイ)


北原ミレイさんをテレビで見たのは、この曲が最初だった。上村一夫さんの劇画のために、阿久悠先生が書いた歌詞で、意味深い内容の物語。漫画を劇画といって、小説などのように、文学作品と同等の価値観を抱いた風潮があって、シリアスなものを描く作家が沢山いた。GAROという漫画雑誌が飛ぶように売れた時代で、私もチャレンジしたかったが才能に恵まれなかった。私が高円寺の安アパートで同棲時代を過ごして居た頃、そういった環境で劇画家を夢見て、食うや食わずで修業していた仲間が何人かいた。仲間だったのか、貧乏人のコミューンだったのか。だけど、楽しかったなぁ。

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