2010年2月14日日曜日

石狩挽歌 (北原ミレイ)


挽歌で連想するのは”石狩挽歌”です。この曲の舞台は石狩湾、そのイメージに惹かれて二度も小樽をおとずれた。曲の中に出て来るオタモイ岬に行った時はおどろいた。細い山道に古い集合住宅があり、そこを過ぎるとくねくねとした下り坂が続く。やっと着いた所には、平らで何も無い平地があった。海辺までは更に10メートルほどあって、丘の上には尖った岩があるだけ。昔ここに鰊御殿でもあったのだろうか。♪オンボロロ、オンボロボロロ♪という、跡形も無い。♪沖を通るは笠戸丸♪というくだりは、みんなブラジルあたりに移住したんだろう。まるで廃れた金山にようだ。

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