2010年5月27日木曜日

蛍の光  (唱歌)


蛍の光は夏で窓の雪は冬。何を意味するのか知らずに卒業した。中国のむかし話で、ふたりの貧しい若者が、あるものは蛍の光で勉強して、あるものは雪明りで勉学に励み、二人とも出世をした。この話をもとに作詩されたのが”蛍の光”だそうである。明治のはじめ、スコットランドの民謡に日本語の歌詞をつけたらしい。小学校ではこの曲を唄ったような気がするが定かではない。しかし、この曲が流れると、何かが終るような、条件反射でシックな気分になるのは不思議だ。現代はこんな貧乏ったらしい曲は使われないが、まさに昭和とともに遠くなり行く。

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