2009年11月29日日曜日

海峡  (吉幾三)


船で海峡を渡ったのは最近のことで、ただ海を渡るのと違うという実感を知りました。以前は海峡と言うと海の底が深い、とか潮の流れがきついぐらいの認識でしたが、実際にこの曲のように津軽海峡を渡ってみて、その海峡の意味が分かったような気がします。海峡とは区切りとか決別、覚悟などを含んだ新しき旅立ちの意味で、渡る意味のある海なのです。素晴らしい歌なのですが、若干、吉さんの津軽弁が気になります。吉幾三ファンにはたまらない魅力でしょうが、楽曲としてはすこしマイナスでしょうね。そんな事はともかく、雪国や海峡は冷たい悲恋の代表作で好きです。

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