2009年11月16日月曜日

灰色の季節 (加藤登紀子)


このシュチエーションは女性だが、阿吽倶流が青春の頃、自分に照らしたこの唄。情熱を燃え上がらせる季節とその炎を消そうとする青い影。その正体が解からないまま時は過ぎ行く。正体を見た時に、大人としての妥協やらしさを身に付けて、すっかり良識人になりきって、若者批判をしていた。あの頃、いったい何がしたかったのかも忘れている。あの時はこの唄の人のようにピュアであったはず。今からでも、決して遅くは無い。気持ちだけでも戻りたい、好奇心と欲望の季節に。

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