2011年5月30日月曜日

北国行きで (朱里エイコ)

♪次の北国行きが来たら乗るの♪今でも出てくるこのフレーズは、もう何年前の曲になるのでしょう。当時は美脚№1の彼女はスタイルの良さと、R&Bのプリンセスとして注目を浴びていましたが、何年か前に天国へ旅立ってしまいました。日本の歌謡曲の基本である失恋は、ほとんど北国の人が主人公のようです。例えば、北国へ来た女性が失恋をして、沖縄に帰ってハイビスカスの花の下で男を恨んで涙を流す。こんなシーンは悲しく見えますか?、見えませんよね。気候の良さや明るい光線が曲の悲しみを半減してしまうのです。やはり、涙も凍るほどの寒さがないと、悲しみは倍増しないのですね。

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