2010年8月26日木曜日

黒い瞳のナタリー (フリオ・イグレシアス)


まだイケメンなる言葉も無い頃に、クレイダーマンやフリオのような外国人アーティストが、ぞくぞくと日本人女性の心を魅了していました。当時のわたしは、人生で一番の恋愛に終止符を打って、傷心の底にあった頃でした。私もフリオの歌声に、どれだけ慰められたでしょう。あのころ、わたしが音楽好きだった事が幸いして、音楽によって荒む気持ちを和らげた経験が、音楽の素晴らしさを確認できて、人格形成に役に立ったのだと思います。フリオの本業が医師だったと知り、神様は人に二物を与えるのだと知りました。たまたま私には、大した物を与えずに世に送り出したのだと諦めて、平凡な人生を送っています。

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