2010年8月11日水曜日

異国の丘 (合唱団)


子供の頃に電車に乗ると、戦争で負傷した軍人が、アコーディオンを弾きながら、松葉杖をついてお金を貰っていた。その頃からこの曲をなんとなく覚えて、意味も知らずに口ずさんでいた。大人になって、シベリヤの抑留のことを知り、終戦の後に捕虜となって強制労働を強いられたことを、この曲で、希望を捨てずに頑張った人達がいたことを知った。ソ連も良くないが、その戦争を起こした日本の責任もある。しかし、それにしたって責任を取るのは国民ではなく、そのときに政治をしていた人達だ。いつでも戦争の被害に苦しむのは、一番罪のない国民の力の弱い人達だ。

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