音の悪い昔のラジオがあの頃の思い出に誘ってくれるのです。今では中国製のラジオだって、あんなダサイ音は出しませんが、そんな音でもポールアンカは人気者だったのです。とくにこの曲はポケットラジオから聞こえるような雰囲気で、映画”アメリカン.グラフィティー”を観た人なら、あの一場面を思い出すでしょう。ガソリンを垂れ流しているような当時のアメ車に乗る若者の愛した、カーラジオから流れるこの曲を聴くと、なにか身震いを憶えるのは私だけでしょうか。1960年を過ごした人間なら、同じ感覚を憶えるでしょう。日本では、その頃が昭和のど真ん中だったのです、カムバック昭和です。
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