2010年7月14日水曜日

チゴイネルワイゼン (サラサーテ)


張日妮の二胡による演奏がめずらしい。私がクラシックを正式に聞いたのは中一でした。クラスの郷田君の家で、ステレオプレーヤーの前に座り、かなりの音量で聞かされた。それなりに感動はあったのだが、この曲は暗すぎて初心者の私には重すぎた。不安な旋律がどんどん攻めてきて、これでもかと押し寄せる。すこし太目の郷田君には悪いが、この曲の良さを知ったのは大人になってからだった。そして、その後の駄目押しで、アルルの女を聞かされて、中学生でのクラシック.デビューは出来なかった。

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