2010年7月5日月曜日

赤色エレジー (あがた森魚)


この曲が世の中に流れていたのは、まさに♪昭和余年は春も宵、桜吹雪けば情も舞う♪と唄っているように、昭和の歌のようですが内容は明治そのものです。まあ、明治と昭和のあいだは16年しかなかったので、昭和元年の20年前は明治だったのだから、雰囲気は似た所もあるでしょう。私が20代の頃、危険な、自動車の実験走行を職業としていた時代、鈴鹿という遊園地にあるホテルで聞きました。モノクロームな世界観が車のニューモデル開発と相反して、新鮮に聞こえたのです。歌の中身は死語ばかりで、現代では使われなくなった言葉ばかりで、それがヒットの要因かもしれません。

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