2010年1月3日日曜日

G線上のアリア ( J.S.バッハ)


”G線上のアリア”は正月のクラシックにはもってこいの選曲だろう。みんなが休日なので道路はすいているし、関東では連日の快晴で澄み渡る青空、そこにこの曲がながれる、なんとすがすがしい情景だろう。また、雪が積もって大変な地方も、雪掻きで疲れた体と心を癒してくれる、癒し効果があるクラシックではベスト10に入るだろう。青空の似合う曲、静けさの似合う曲といわれているが、音を出すのに静けさとは矛盾していますね。英語にある”サウンドオブサイレンス”である。音楽で静けさを表現するのだから難しい。歌舞伎や舞台なんかでも、静かに雪が降り積もる様子を、太鼓をゆっくりとそっと叩いて表現する。静寂の音楽、正月にぴったりのクラシックではないだろうか。

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