2010年1月28日木曜日

月光 (ベートーベン)


月光仮面があったので”けっこう仮面”が出来たのだろう。しからばベートーベンの月光は、なにかしら日本独自の、名前の着け方に影響したのでは、と考える。何故、月明かりとか明月にならなかったのか?。そこは謎として、この旋律は、ほんとうに月を見ながら書いたのではないかと、思うくらいジャストフィールだと感じる。月を見る時、この曲の旋律が浮んでくるのはどうしてなんだろう。ベートーベンが日本人に愛されるのは、日本人的感覚を持っているからでは無いかと思う。あの月光をジャンジャカ表現する作曲家もいるだろう。だけど、にほんでは好まれないだろう。あの冷たい光のもたらす鎮静効果は、月光菩薩の静やかさに通ずるものが感じられる。 

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