2010年1月25日月曜日

新撰組の歌 (三橋美智也)


時代とくればテレビの時代劇。子供の頃にやったチャンバラ遊びは、決して竜馬ではなかった。大人になってから、函館の土方、板橋の近藤、日野の道場と、新撰組に縁の地へ行きましたが、この曲が浮んできます。街頭で右派の方達が、大きな音量で流している場面に遭遇しますが、私は幼い頃のチャンバラが湧き上がってきます。坂本竜馬がブームになっていますが、新しい時代を夢見た人達は刀を抜きません。子供の眼には新撰組のほうがヒーローにみえたのでしょう。全員がユニホームに身を包み、夜毎、天下をひっくり返す密談をしている、薄汚い格好の怪しい連中を成敗する。まるで、警察が踏み込む姿のように見えたのです。子供の頃に見たものは、大人になって解りました。なにが正しいのかを。

0 件のコメント: