2010年1月10日日曜日

織江の唄 (山崎ハコ)


海援隊の武田さんは北九州の出身で、筑前筑後の歌手は以外に多い。この地を舞台にしたドラマで’青春の門’という五木寛之さん原作の物語を思い出す。小説の中で、幼馴染のふたりが紆余曲折のはて、むすばれるストーリーを歌にしたのが”織江の唄”である。山崎ハコさんの物悲しい歌声がいつまでも耳に残ってやるせなさが癖になる。劇中で、織江を遊郭から取り戻そうとする主人公と偶然出会った侠客が、主人公の伯父さんに一宿一飯の恩義のため、自分の内妻に身売りをさせて、織江を救ってくれる。なにか、人生劇場にも出て来た侠客に男の世界を感じる、古い人間なんでしょうか?。

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